施術者

昔に比べて、随分脱毛価格もリーズナブルになっていますよね?なので、一度は脱毛に行ったことのある人は多いかと思います。

実際に行ってみると分るかと思いますが、脱毛を受けるであるお客様は、ベットに横たわっているだけなので、ぶっちゃけ寝てても全然問題ないですよね。気が付けたら脱毛が終了してる。そんな感覚だと思います。

でも、施術者側としては、当然プロのお仕事なので失敗は許されません。エステサロンだと、フラッシュを用いた脱毛がメジャーですが、この脱毛マシーンの先端をしっかりと見たことはありますか?

実に小さなヘッドなのです。それ故に、1照射ごとにヘッドを移動させていくのですが、ここで移動させる際に隙間が出来てしまうと「うち漏れ」となって毛が脱毛されることなく残ってしまうのです。新米におおいミスでもありますが、本当に悲しい位フラッシュが当たっていないと線上に毛が生えそろっていて、クレームにも当然繋がるのでお叱りを受けます。

また、全身にジェルを塗る際にもものすごくくすぐったがりのお客様だと、身をよじらせてくるので塗るのに一苦労です。これはシェービングに関しても同じで、刃先が体にしっかりとフィットさせることが出来ず、一向に剃ることが出来ず、刻々と時間だけが過ぎていきどうしようもありません。

自己処理で手の届く範囲ならいいのですが、背中やヒップとなるとそうもいかず。でも、お客様も自分の意思とは反して身体が敏感に反応してしまうので、対応しているこちらも、なんだか段々悲しい気持ちになりました。

男性に多いワキガですが、当然女性のお客様にもいらっしゃいます。ただ、そのワキガにも度合いがあって、マスク1枚でなんとか我慢できる臭いもあれば、マスクを三枚以上重ねても、息を止めても苦しい位の威力を放つワキガの方も中にはいるのです。当のご本人様にご指摘できる事でもないので、決してそんなことは口が滑っても言えず‥。

ただ幸いなことに、施術の契約部位がワキだけだったので、その空間に滞在する時間は比較的短いのが救いでした。

また、デリケートゾーンでの施術は本当に辛いときもあり・・。基本的には自己処理をお願いしていましたが、初回で削り方が分からないとか、IラインやOラインはてが届かないという方も当然いるので、その時はサロン側がシェービングをしました。

ただ、本当にデリケートゾーンの毛って、結構な剛毛なのです。腕や脚、髪の毛とは全く違い、それはそれは太くてたくましい毛質なのです。それ故に、シェーバーの刃にがっしりと絡みつき、思うようにスムーズに剃れないのです。何度も刃の振動が毛がひっかかり止まる・・。こんな調子でパイパンにしてくれというお客様で、なおかつ範囲が広い方だと数倍時間がかかりました。

そして、一番痛みも伴いやすい部分なので、1照射ごとに本当に飛び跳ねてしまう方もいました。熱さと痛みに悶えて、何度もゆっくり時間をおいて施術する、これは実に大変な時間でした。動かれるので、さっき照射した部分が消え去ることもしばしば。これだとどこまで打ったかもわからず、感で乗り切るしかない?くらいの気持ちになります。

また、まさかの施術中にいきなり生理が開始してしまうので、という緊急事態もあり、その時はもうお手上げ状態です。お客様が一番恥ずかしいでしょうが、施術者もリアルな状況を直視しているので何とも初めて遭遇した時はことばになりませんでした。

ある意味、脱毛はハプニングがつきものの職業だなと感じたのは言うまでもありません。でも、きれいになってく肌をみるのは爽快で、なんだか楽しい仕事だなと実感したことの方が大きかったです。